2005 M4のぺーじ

アレルギー・リウマチ内科 2005年問題(復元不能)

従来は記述問題2〜3問の出題でしたが、2005年度は記述問題1問+選択式問題35問の出題となりました。試験監督にきた教授自身から「記述問題を重視して採点する」旨の説明がありました。しかし、けっきょくのところ配点や採点基準は不明。

記述は「関節リウマチの関節外病変について5つ以上挙げて論じなさい」というような問題でした。ここ数年の記述問題は、あたえられた症例についての考察が要求されていましたが、ことしは知識問題に戻りました。もっとも、本問はけっこう盲点となるテーマだったかも知れません。(略解:リウマトイド結節、間質性肺炎、糖低値の胸水を伴う胸膜炎、手根管症候群、強膜炎など)

選択式の問題(問題用紙も回収され復元不能でした)は、国試調の問題が多かったような印象でした。終わってみれば、他科の難問中心の卒業試験よりはすなおな出題だった気もします。

来年以降もしばらくは今回の形式が踏襲される可能性が大きいと思われます。過去問がないのはつらいところですが、従来の記述問題は非常に難しかったので、むしろ対策しやすくなるのではないでしょうか。


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