心電図の誘導法
- 3 + 6 個の電極から電位を記録
- 左手(L)
- 右手(R)
- 左足(F)
- 第4肋間胸骨右縁(V1)
- 第4肋間胸骨左縁(V2)
- V2とV4の中点(V4)
- 第5肋間で左鎖骨中線上(V4)
- 前腋窩線上でV4と同じ高さ(V5)
- 中腋窩線上でV4と同じ高さ(V6)
- ウイルソンの結合電極 (R+L+F)/3≒0
- 10の3つの抵抗のうち1つをとりのぞいたもの (R+F)/2,(L+F)/2,(R+L)/2
- 標準肢誘導(双極誘導)
- 右手・左手・左足のうちいずれか2つの導子間の電位差を知ろうとする誘導法
- I誘導:(左手Lの電位)−(右手Rの電位)
- II誘導:(左足Fの電位)−(右手Rの電位)
- III誘導:(左足Fの電位)−(左手Lの電位)
- したがって I+III=II が成り立つ
- (増高)単極肢誘導
- 右手・左手・左足の電位を比較的純粋に誘導する方法
- 四肢のうちの2つが心電計の陰性端子に電気抵抗を介して接続,3番目の肢が陽性端子に接続
- aVR,aVL,aVF
- (単極)胸部誘導
- V1〜V6それぞれの胸部誘導は主に電極の真下の心筋の電位を記録
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