産婦人科

[5]21030（7班）：2005/11/28(月) 01:30:36
上記2003-14で，一部の方から個人的に質問を受けていたこともあり，少し補足と感想を書きます。
大昔の「周産期医学VIII」のプリントには，「分娩開始　陣痛周期10分以内＋分娩進行」
とありますが，4さんの説明から考えると，
2004-7では「分娩進行」のはっきりした証拠が無く
2003-14では4時間の内に子宮口も開大してきているという点で分娩が進行している
と考えれば，答えが異なるのも納得できる許容範囲かなと思います。
この前聞かれた時は，僕の個人的な意見として，
2003-14ではBishop scoreが7点＋αなので分娩誘発の適応で，
2004-7では子宮口2cm開大しか情報が無く，Bishop scoreが計算できない
（さらに頸管はそんなに成熟していないはず）からオキシトシンはダメだろう，
という何とも奥歯に物の挟まった様な説明をしてしまいましたが，
それだと，じゃあラミナリアとかはいいんですか，とかいう話しになるわけで…，
やはり分娩開始（分娩進行）の有無で考えると一番わかりやすいかと思います。
とはいえプリンシプルを医図書に返してしまったので，これ以上突っ込んだ事はわかりません。
とりとめが無くなってしまいましたがこんなところで。

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